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魚雷な人

ジンダギースパイス 店長 本田

本田

ジンダギースパイス 店長

前職は、東京でお花屋さん。といっても、店舗は持たず、オーダーをもらって出張する、植木屋兼務の業態でやっていました。熊本地震を機に生活を見直すことにした結果、熊本の実家へ帰る準備を進めるなか、2018年、社長からの誘いで魚雷グループに加わることになりました。

ジンダギースパイス 店長 本田

実は、個人的にずっとカレー作りに励んでおり、それを知っていた社長から、魚雷ならではのスパイスラーメンの開発を期待されていたのです。こうして、坪井本店で修行しつつ、東バイパス店の立ち上げをこなし、その後、東バイパス店の店長に就任。

本格的な飲食業は初めてでしたが、すごいおもしろいなって思いました。もちろん、タフな仕込みをはじめ、肉体労働のきつさもあるし、並行して限定メニューの開発など、常に新しいことも考えないといけないし、合間を縫って、ラーメンに限らずいろいろなものを食べ歩いて勉強もしなくてはならないわけで、私の場合、幸い「好きこそものの上手なれ」だったらからこそハマったのかもしれません。

思えば、お花屋さんになろうと思ったきっかけは、「人の喜びの瞬間に立ち会える」仕事だから。飲食であれば、食べて笑顔になってもらって、目の前で直接「おいしい」「ありがとう」と言ってもらえることは、やはり格別なんだなあと。

ジンダギースパイス 店長 本田

そして2022年3月、ここジンダギースパイスを開店。東バイパス店の限定メニューとして試行錯誤してたどり着いた、「スパイスラーメン/つけ麺にターメリックライス、アチャールを合わせたプレート」という、新提案をつきつめていく店舗です。

スパイスラーメンを名乗るものは数あれど、この組み合わせは他にはありません。こうした東バイバスでの集大成に加えて、新規アチャールや酒のつまみとなる一品料理を追加開発し、おとなが楽しめるラーメン屋に仕立てました。

個人的な目的は、ラーメンを入り口として、お客様にスパイス料理の奥深い世界を垣間見せること。ゆくゆくは、表向きはラーメン店にもかかわらず、スパイス好きが集まっている、そんな場所にしたいと考えているんです。ビリヤニイベントを招待制で不定期開催しているのもその一環。「魚雷」の看板ではできないことをやっていきたいと考えています。

そんな決して正統派ではないジンダギースパイスですが、中長期的には、九州はもちろん、東京にも店舗を増やしていきたいと企んでいます。2023年10月には、東京のつけ麺 神儺祁にて、2日間のポップアップイベントを開催したのですが、かなり良い反応をいただきました。

ジンダギースパイス 店長 本田

東京ならではの感度の高さ、反応速度を受けて、改めて自分たちのスパイスラーメンのコンセプトには普遍性があると確信したのです。ジンダギースパイスはたしかに異端ではあるものの、人口のパイが大きければ大きいほど、多くの人に知ってもらえばもらうほど、大きな共感を生んでいくと感じたからです。

決して迎合するのではなく、もっともっとおもしろく改良し続け、異端を極めることで、このジンダギースパイスの「スパイスラーメン」を確立させ、「新たなジャンルの料理」という認識まで押し上げていくことが私の使命だと思っています。

魚雷とジンダギースパイスの、グループにおける共通点を挙げるとすれば、「普通じゃおもしろくない」「やりすぎだと言われようとも負けたくない」「驚くくらいのものを作る」といったマインドでしょうか。


ですから社員はみんな、雇われサラリーマンという感覚ではなく、自分がやりたいことをやってやるぜという、癖の強い人ばかり揃っています。それぞれの思いや気持ちを貫き、やり続けることによって認められてきた自負があるので、ここで働きたいなら「本気」かどうかが大切。


そう、今いる社員と同じような人に来てほしいというよりは、本気で食の世界に食らいついていきたい、そんな新たな個性の方の応募をお待ちしています。

ジンダギースパイス

住所
〒860-0848
熊本県熊本市中央区南坪井町1-3-1
電話
-
営業時間
[月・火・木・金]11:30~14:45 / 18:00~21:00
[土・日・祝] 11:30~19:00頃
定休日
水曜日