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魚雷な人

つけ麺 神儺祁 店長 宮脇

宮脇

つけ麺 神儺祁 店長

「この世の中には、2種類のつけ麺がある。魚雷かそれ以外だ」。
学生時代、魚雷つけ麺にハマった僕の心境はまさにそんな感じ。週3ペースで通っているのに、ふいに「食べたい」と思ってしまったが最後、授業を抜け出してでも食べに行くほどでした。

つけ麺 神儺祁 店長 宮脇

一方、ワーホリで赴いたオーストラリアで触れた多くの飲食店では、あまり料理に対するリスペクトも気合いも感じませんでした。そのギャップを埋めるべく、帰国早々、「つけ麺 魚雷 坪井本店」でアルバイトを開始。残りの学生生活、1年半勤め上げた後、システムエンジニアとして就職・上京したので、当然のように、魚雷ロスに陥る羽目になりました。

魚雷に取って代わるものは、東京中食べ歩いても、どこにも見つかりませんでした。恋しくてしかたないけど、まだ東京は離れがたいという葛藤。そんな折、魚雷グループが東京進出するにあたり、声をかけてもらったんです。まさに渡りに船。

システム開発の仕事は順調だったけれど、一生の仕事とは思えませんでした。辞表を提出して、熊本へ飛び、坪井本店で改めて修行し直しました。開店2週間前に東京へ舞い戻ってからの怒濤の2週間は一生忘れられません。こうして2022年11月5日、「つけ麺 神儺祁」開店。

つけ麺 神儺祁 店長 宮脇

準備は、内装やオペレーションもバタバタでしたが、何より肝心のスープの調節に苦戦。水も食材も火力も空気・熱の流れも違います。それでも本店の味を求めて来ていただけるお客様の期待は裏切りたくない。そんな思いでギリギリまで、社長から熊本の店長たち総出で試行錯誤。なんとか滑り込みで納得いくスープでスタートが切れた時は、もう感無量でした。

熊本時代からファンが食べに来てくれて、「魚雷の味だ」って言ってもらえた時には、何より嬉しいです。さらに、徐々に地元の常連のお客様も増えて、かなりの頻度で通ってくれるさまを目の当たりにすると、昔の自分の姿がダブって、ちゃんと「魚雷」という存在を再現できている実感が溢れてくるんです。

つけ麺 神儺祁 店長 宮脇

今は、純粋にラーメン作りがうまくなりたい、それに尽きます。社長・熊本の店長たちとともに新たに開発し、新しくレギュラーメニューに加えた「中華そば」「辛そば」、最近、熊本人のプライドをかけて東京に問うた限定「本気の熊本ラーメン」など、もっともっといろいろなラーメン、つけ麺、料理のインプットとアウトプットを重ねて、自分なりのものを表現していきたいんです。

そして最大の目標は、魚雷を世界へ。これこそ「本物の料理」だと見せつけ、「日本、すごい」と唸らせてみせます。まさに満を持して、学生時代から海外へ向けていた思いを結実させる時。そんな飛躍へ向けて、関東での地盤固め・領地拡大が今の使命だと確信しています。

もしもかっこいい大人になりたいなら、魚雷グループへ来てほしいです。ここは、言葉ではなく、行動で語る大人たちばかり。かつてはスープの出来に納得がいかなければ店を開かなかったし、限定商品も一切の妥協をせず、延期してでもストイックに作り込み続けるなんてことはざら。僕自身、同僚たちのそんな姿勢から学び続けています。世界に轟く修行をしたいなら、ぜひ飛び込んで来てください。

つけ麺 神儺祁

住所
〒114-0023
東京都北区滝野川7-46-3 ティンカーベル 1F
電話
096-344-0611
営業時間
[月・木・金] 11:30~14:45 / 18:00~21:00
[火] 11:30~14:45
[土・日・祝] 11:30~19:45
定休日
水曜日